【基礎知識】土地探しの失敗しないコツと、見極めるポイント!
家づくりでは、ご自身やご親族が土地を持っている、あるいは相続するという方でなければ、土地探しが必要な方も多いはず。
その土地選び、実はかなり重要です。
住みやすさ、暮らしやすさがこの段階で決まってしまったり、建てる家の予算の増加にも関係してきます。
そこで、失敗しないように、土地選びのポイントを知っておきましょう!
どんな土地か!?チェックするポイント
土地の情報は、チラシや土地情報サイト、不動産屋さんのHPなど、さまざまなところでチェックすることができます。
その際にチェックするのは、
・場所
・価格
・形
・大きさ
この4つくらいかもしれません。
もしそうだとしたら、危険です!
いやいや、隅々まで見るよという方もお付き合いください。
この情報だけでは、本当に家を建てるのに向いているか、契約してもよいかどうかを判断するにはまだ早いです。
現地を訪れなければ分からないことも含めて、最低でも次の項目についてはチェックするようにしましょう!
・ハザードマップの確認
災害に強い家を建てるのも大事ですが、災害にあわない土地も重要です。
地震や水害時の想定や、避難場所やルートの確認も大事です。
・土地の法的な制限
建ぺい率や容積率、用途地域、接道の状況によっても建てたい家が建てられない可能性もあります。
・地盤の状態
地震に強い建物を建てたとしても、地盤が弱いと元も子もありません。
地盤調査は重要です。
軟弱な地盤の場合には、地盤改良が必要になることもあります。
・周りとの高低差
隣地や道路との高低差が大きいと、擁壁工事が必要な場合もあります。
・環境や自然影響
日当たり、風通し、騒音、臭気など。
周りの環境や自然の影響は、実際に見に行ってみないと分かりません。
・インフラの整備状況
道路や上下水道、電気、ガス、通信などが、すぐ近くまできているか。
新たに整備するとなると、工事費が発生します。
土地の見極めポイント+α
上記は大きなポイントですが、以下のポイントも注意して見ておくと、より快適に過ごせる土地を見つけられるかもしれません。
・朝、昼、夜に見ておく
例えば、日当たり、交通量など、時間によって違うものもあります。
お隣の家からの影の影響も見ておきたいです。
・天気別にも見ておく
晴れて快適な日だけでなく、雨の日がどうなるのかもチェック。
少しの雨であふれる排水溝は要注意です。
・学校や通勤の経路を確認
お子さんの通学路が安全か、職場までの通勤距離とルート。
家の周りの人通りや、外灯など明かりがあるかも知っておきたいですね。
・自治会や近所付き合いを確認
最近気になる方が多いポイントです。
よい繋がりもあれば煩わしいと思う繋がりもあるかもしれません。
他にも、各ご家族ならではの見極めるポイントもあるのではないでしょうか。
できる限り細かくチェックしていきましょう!
でも、100%◎な土地は見つからない、どうする?
上記で、たくさん確認ポイントや注意点を挙げましたが、残念ながら100%自分の希望や条件に合う土地は見つからない、と思ってもいいと思います。
・土地購入予算が上がる
・土地が狭くなる
・職場が遠くなる
・車が停めにくくなる
・人付き合いがしにくい
などなど、なにか残ることが多いでしょう。
それでも家を建てると決めたなら、土地を決めなければいけないもの。
大事なのは、優先順位をつけること。
これもご家族によって、優先すべきことが違うはず。
しっかりと話し合って決めていきましょう。
土地の探し方で失敗しないコツ
土地を選ぶのは、どんな家を建てたいのかが明確になってから。
これが一番大事です。
家なんてどんなものでも、持ち家だったらなんでもいい。何よりも住む場所重視、という方でなければ、先に土地を選ぶのはオススメしません。
家を建てるのに、理想や希望があってあたりまえ。
そんな理想の家を建てるための土地探しであって欲しいです。
希望のエリアに、希望の大きさ、希望の予算で見つかっても、建築制限で希望の家が建てられないのでは意味がありません。
不動産屋さんや住宅会社に土地探しを依頼する際はできるだけ具体的に、どこにどんな家を建てて、どんな暮らしをしたいのかを伝えることが重要です。
もしも、まとまらない、決まらない、進まないという時は、家づくりスタジオのような第三者や中立の立場のプロに相談するのもオススメです。
理想の家を建てるための、土地探し。
今回の記事をぜひ参考にしてみてくださいね。
土地探しは、すまいズでも!!
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