【お金】香川県の住宅補助金【2022年版】
家を建てたり買ったりするときには、さまざまな減税措置や税制優遇、補助金の制度があります。
家づくりは、ほとんどの人にとって、一生のうちで一番高いお買いもの。
せっかくなら、もらえるものはもらいたいし、使えるものは使いたいですよね。
そこで今回は、香川県で使える主な住宅補助金を紹介します。
なかには建築する前に知っておくべき条件や、締切、補助金の総額に上限があるものも。
あらかじめしっかり調べて、知っておくことが大事です。
ぜひ家づくりの参考にしてくださいね。
- ①国の補助金
- 1.地域型住宅グリーン化事業
- 2.ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(ZEH)
- 3.LCCM住宅整備推進事業
- 4.こどもみらい住宅支援事業
- ②香川県の補助金(一部)
- 5.かがわ県産ひのき住宅助成事業
- 6.かがわスマートハウス促進事業補助金※令和4年度は終了
- ③各市町の補助金(一部)
- 7.スマートハウス等普及促進補助事業(高松市)※令和4年度は終了
- 8.坂出市結婚新生活支援事業補助金(坂出市)
- 9.住宅建設等資金利子補給制度(善通寺市)
- 10.水と緑の美しいまちづくり事業(合併処理浄化槽設置整備事業)(三豊市)
- 補助金を利用したいときは
- おわりに
①国の補助金
1.地域型住宅グリーン化事業
長期優良住宅、ゼロ・エネルギー住宅、高度省エネ型(認定低炭素住宅)の基準を満たした住宅に与えられる補助金。最大150万円。
上記に挙げられる「性能のよい家」を建てること、地元の木材を使用すること、国の採択を受けた住宅会社が施工すること、などが条件です。
参考:地域型住宅グリーン化事業
2.ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(ZEH)
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)とは、住宅の省エネ化と太陽光発電などの創エネ設備で、家全体で使用するエネルギー収支をゼロ以下にする住宅のこと。
新築戸建て住宅の場合、性能に応じて、ZEH(55万円)、次世代ZEH+(100万円)、次世代HEMS(112万円)の3種類があります。
3.LCCM住宅整備推進事業
LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅とは、住んでいる間の省エネ化だけでなく、建設や解体など住まいに関するすべての過程でCO2排出量を抑えた住宅のこと。
現在の戸建住宅における最高ランクの性能の家を建てたときにもらえる補助金です。
2022年11月中旬頃~2023年1月末で、第3回交付申請があります。最大140万円。
4.こどもみらい住宅支援事業
2003年4月2日以降に生まれたお子さんのいるご家庭(子育て世帯)
どちらかの誕生日が1981年4月2日以降のご夫婦(若者夫婦世帯)
このどちらかのご家庭が、条件を満たしたマイホームを建てるときに受けられます。最大100万円。
参考:こどもみらい住宅支援事業
②香川県の補助金(一部)
5.かがわ県産ひのき住宅助成事業
香川県産のヒノキを使った住宅を建てるときに受けられます。最大50万円。
認証ヒノキ材の使用面積のほかに、県税の滞納がないこと、県内に本社を持つ住宅会社が施工することなどが条件です。
6.かがわスマートハウス促進事業補助金※令和4年度は終了
太陽光発電システムを設置するときに、香川県からもらえる補助金。最大20万円。
令和4年度は終了していますが、来年度以降もあるかもしれないので、参考情報として載せておきます。
③各市町の補助金(一部)
7.スマートハウス等普及促進補助事業(高松市)※令和4年度は終了
「蓄エネルギー機器」「太陽光発電システム」「HEMS」の3つを備えた住宅に対する補助金。最大20万円。
令和4年度は終了していますが、来年度以降もあるかもしれないので、参考情報として載せておきます。
参考:令和4年度高松市スマートハウス等普及促進補助事業について
太陽光発電システムに対する補助金は、丸亀市、小豆島町、多度津町などでも行っています。
それぞれ条件や補助金額が異なりますので、お住まいの市町のホームページなどで確認してください。
8.坂出市結婚新生活支援事業補助金(坂出市)
坂出市内に住む新婚世帯が、新たに住宅を買ったり借りたりするときにもらえる補助金。最大60万円。
ふたりとも39歳以下であること、年度内に婚姻届を提出していること、世帯年収などの条件があります。
若者世帯に対する補助金は、東かがわ市や琴平町、綾川町などでも行っています。
それぞれ条件や補助金額が異なりますので、お住まいの市町のホームページなどで確認してください。
9.住宅建設等資金利子補給制度(善通寺市)
善通寺市内で住宅を購入し、香川県内に本・支店のある金融機関で住宅ローンを借りたときに、利子の一部を5年間(60ヵ月)補給してくれる制度。年額5万円以内。
新築住宅だけでなく、増築や中古住宅の購入にも利用できます。
フラット35などの公的住宅融資は対象外になるので注意。
10.水と緑の美しいまちづくり事業(合併処理浄化槽設置整備事業)(三豊市)
新築住宅を建てるときに、下水道ではなく浄化槽を採用する場合にもらえる補助金。
浄化槽の種類によって補助額が異なります。
参考:水と緑の美しいまちづくり事業(合併処理浄化槽設置整備事業)
浄化槽に対する補助金は、三木町などでも行っています。
それぞれ条件や補助金額が異なりますので、お住まいの市町のホームページなどで確認してください。
補助金を利用したいときは
まずは、マイホームの建築をお願いしている住宅会社に相談しましょう。
住宅会社によっては、補助金を代理で申請してくれるところも。
どんな補助金が使えるのか、誰がいつどうやって申請するのか。
おおよそのプランが固まったときに、事前に確認しておきましょう。
また、補助金は予算の上限が決まっていることがほとんど。
うどんなら、麺が売り切れて店じまいしていても「仕方ない、また今度食べに来よう」で済むかもしれませんが、家づくりはそうもいきません。
利用したいものがあれば、スケジュールや条件などをしっかり確認して、速やかに申請できるようにしましょう。
おわりに
過去一番にボリュームのある記事になってしまいました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
お金のこととなると、難しいと感じてしまう人も多いと思います。
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