家づくりコラム
2024.03.01デザイン・間取り

【デザイン・間取り】オシャレで快適!「リビング階段」の実例7選

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リビング階段とは

「リビング階段」とは、リビングのなかに上の階へと続く階段を設置した間取りのこと。
リビングイン階段と呼ばれることも。

階段は、玄関ホールやリビングの外に設置するのが一般的でした。
しかし最近では、リビングの中に階段を取り入れるレイアウトも人気があります。

 

リビング階段のメリット

①コミュニケーションが増える

階段を使って上の階に行くには、家族が集まるリビングを通るので、必然的に顔を合わせる機会が増えます。
お子さんの帰宅や外出の把握もしやすく、家族の気配を感じられる安心感があります。

 

②空間のアクセント、オシャレさを演出

部屋のアクセントとしての役割も果たしてくれます。
手すり壁や蹴り込み板をなくした「スケルトン階段」で軽やかさを演出したり、木材やアイアンなど異素材を組み合わせてみたり。
常に視界に入るからこそ、インテリアの一部としてこだわりたいものです。

 

③スペースを有効活用できる

リビングの一角に組み込むことで、ほかの居住スペースを確保しやすくなります。
デッドスペースになりがちな階段下も、リビングとつながることで用途が広がります。

 

④吹き抜けと相性がよい

吹き抜けと組み合わせることで、上方向への広がりが強調され、明るさや開放感がプラスされます。

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リビング階段のデメリット

①冷暖房効率が悪くなる可能性がある

空間が広くなるので、冷暖房の効きが悪くなってしまう可能性があります。
冬には温めた空気が2階へ逃げて1階は寒い、夏には冷やした空気が1階に逃げて2階が暑いなど室内で温度差が出来てしまう可能性も。

しかし、住宅性能(気密・断熱や調湿)がすぐれていれば、むしろ空気の循環がスムーズになり、家じゅうの温度を一定化させる要因にもなります。
一概にデメリットとは言えない部分です。

 

②音や匂いが伝わりやすい

1階と2階が階段や空間でつながっているのは、声が届きやすい反面それ以外の音や、匂いも伝わりやすい部分が多少あります。
キッチンからの匂いが流れてきたり、リビングのテレビの音が気になったりするかもしれません。

 

③来客と顔を合わせやすくプライバシーの確保が難しい場合も

たとえば、お子さんの友達が2階の子ども部屋へ遊びに来たとき、パジャマ姿で1階の洗面所に行きたいけれどリビングでは家族がゲストをもてなしているときなど、来客とはち合わせてしまう可能性があります。

 

 

設計するときのポイント

①断熱性・気密性の高い住まい

断熱性、気密性を高めることで、広い空間でも冷暖房効率がすぐれた家になります。
「エアコン1台だけで家じゅう快適」なんて暮らしが送れるんです。
断熱性・気密性にすぐれた高性能住宅は、上質な建材もさることながら施工技術がとても大事。
『香川の家』にも、高性能住宅を得意としている工務店がたくさん載っているので、ぜひ参考にしてください。

 

②間取りを工夫する

音やにおい、来客とはちあわせする問題は、間取りの工夫が大事。
階段の位置をどこにするのか、階段までの動線はどうなるのかなど、自分たちの暮らし方や動き方を想像して間取りを作りましょう。

自分たちであれこれ考えるのもよいのですが、ここは設計士さんの腕の見せ所でもあります。
家族の暮らし方、意図や要望をしっかり汲み取りながら間取りを考えてくれる柔軟性のある人だとうれしいですね。

 

 

リビング階段の実例7選

①解放感に満ち、暮らしやすい住まいは子どもたちへの最高の贈り物

ダイニング、キッチン、和室へと間仕切りをなくし、スキップフロアでゆるやかにつながるスタイルは洗練され、開放的な雰囲気。
家族のコミュニケーションが高まるリビング階段や奥さまが選んだオレンジ色の壁面が、大空間にセンスのいい彩りを添えます。

 

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②住まいの主役はこだわりのリビング 家族の笑顔を生み出す温かな場所

ゆとりある広さを確保したリビングは、光と風、豊かな風景を取り込む大きな窓に、スタイリッシュな折り上げ天井、モダンなアイアン階段など、どこに目を向けても絵になるスタイル。

 

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③土地の形状に合わせた光の演出で どんなシーンも明るく快適なLDKに

密集した住宅街でコンパクトな間口ながら、長大な奥行きを生かしたLDKが完成しました。
スケルトン階段を通して差し込む光、そして折り上げ天井を照らす間接照明の光が、くつろぎの場にやさしい陰影を作り出しています。

 

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④大屋根が見守る普遍的なデザインと ゆるやかにつながる間取りが魅力

1階完結型の間取りにスムーズな動線、娘さんの成長後も安心のリビング階段や独立した洗面所と脱衣室など、家づくりは希望をリスト化することからスタート。
「親身になってプランニングしてくれたおかげで家事も時短でき、子どもと遊ぶ時間や夫婦で会話する時間が増えました」と奥さま。

 

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⑤木の魅力を知り尽くした設計士が 理想の和モダン住宅を実現した自宅

床は杉、大黒柱はモロダの木。階段はベイマツの無垢材とアイアンの手すりの組み合わせと、さまざまな木の特質が生かされたLDK。
テレビ背面の波模様の塗り壁が、モダンな雰囲気を高めます。

 

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⑥ヌックリビングがある いろんな白の平屋

「子どもの頃、階段のある家に憧れた」という奥さまの想いから、平屋ながらロフトに続く鉄骨階段をダイニングに配置。
床やドアの色に合わせたグレーに着色。
シンプルなインテリアにデザイン性をプラスしたオシャレな空間になりました。

 

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⑦限られたスペースに要素を盛り込んで 機能とデザインを両立した店舗併用住宅

梁を見せた吹き抜けのLDKは開放感たっぷり。
アイアンのリビング階段や手すりがポイントとなったインテリアに合わせ、キッチンも黒と木目で統一。
ご夫婦がセレクトした照明や家具がセンスよく置かれています。

 

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おわりに

メリット・デメリットを知って検討を

リビング階段にはメリットもデメリットもあります。
デメリットは人によっても許容範囲が違うはず。
何が気になるか、どう対策するかが大事になります。

自分たちが快適に暮らせる家はどんな家かじっくり考えた上で、「リビング階段いいな」と思ったら、しっかりと検討した上で取り入れて、快適なマイホームを叶えましょう!

 

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