【性能】断熱等級について解説!「等級6・7」「省エネ義務化」これからの家づくりはどう変わる?
- 今までの省エネ基準と断熱等級について
- 省エネ基準とは
- 日本住宅性能表示基準とは?
- 約20年ぶりの法改正
- これからの家づくりはどう変わる?
- 「断熱等級4」以上じゃないと家が建てられなくなる!?
- これからの家づくりは何をどう選んだらいいのか?
- おわりに
今までの省エネ基準と断熱等級について
「断熱」の基本についてはこちらを読んでくださいね。
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「家づくりスタジオ」とコラボレーションしたモデルハウスが綾川町に誕生。
省エネ基準とは
「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)」という法律によって、建物の規模や地域に応じた断熱性能が決められています。
香川県は全域が「6地域」に区分されています。
※上の表はひと目でわかりやすくなるよう県別で色分けしていますが、実際は市区町村ごとに細かく定められています。
日本住宅性能表示基準とは
断熱性能の目安になる等級は「日本住宅性能表示基準」のなかの省エネルギー等の基準で定められたものでした。
「断熱等級4」が定められたのは平成28年(2016年)。
しかも平成11年(1999年)基準(次世代省エネ基準)からほぼ変わっていないのです!
つまり「断熱等級4」は、今から約20年前のレベルのまま……!?
約20年ぶりの法改正
そこで2022年、断熱等級が大きく変わりました。
4月に「等級5」が新設。
さらに、この10月に「等級6」「等級7」が追加されました。
基準数値は、このようになっています。
これまで日本では、断熱等級4以上を示す基準として「ZEH水準」や「HEAT20」など、独自のものが作られ、参考にされていました。
これらが正式に「断熱等級5・6・7」と呼べるようになった、という感じですね。
これは2050年のカーボンニュートラル、脱炭素化の実現に向けた取り組みのひとつでもあります。
これからの家づくりはどう変わる?
「断熱等級4」以上じゃないと家が建てられなくなる!?
国土交通省は、「2025年度以降に新築する全建築物に省エネ基準への適合を義務付ける」と発表しています。
つまり、「断熱等級4」以上でなければ建築できなくなるということ。
少し前まで最高と言われていた「断熱等級4」が一番下になるとは驚きですね。
でも現在はまだ、義務ではありません。
そのため、住宅会社によって「家の断熱についての考え方」に大きな違いがあります。
これからの家づくりは何をどう選んだらいいのか?
①断熱性能・省エネ性について
まずは、「家の断熱性能・省エネ性をどこまで求めるか」をしっかりと検討しましょう。
断熱等級を上げると、建築予算もそれに比例して上がります。
しかし、断熱性能を上げると省エネにつながり、月々の光熱費はぐっと下がります。
イニシャルコストはかかるけど、ランニングコストは抑えられるということなのです。
②住宅会社について
そして、高い断熱性能には高い施工技術が必要不可欠。
「施工を安心して任せられる会社を見極める」ことも大切です。
とはいえ、借入金額の上限や光熱費の幅はご家庭によってさまざま。
住宅情報誌やインターネットには、数え切れないほどの施工例や体験談があふれています。
間違いではないけれど、「自分に合っていない情報」もたくさんあります。
自分に本当に合ったプランを見極めましょう!
おわりに
家づくりスタジオでは、どこの住宅会社が、どの断熱等級で、どんな家を建てているのかお伝えしています!
それぞれのご家族に合った断熱性能や省エネ性を知っていただき、ピッタリの住宅会社が見つかるように、大満足の家づくりになるように、お手伝いいたします!
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